【UXデザインをはじめたい人向け】おすすめ書籍1選と3つの理由

UXデザインをはじめる本

先日、大手web制作会社の株式会IMJの方々が、中心になって出版した書籍が素晴らしいです。

「この書籍は実務UXデザインの教科書になり得るのではないだろうか!」
と感動してしまいました。

UXデザインをどう始めればいいのかわからない方に、ぜひ読んでほしいと思い、この記事を書くことにしました。

それではまずは、その教科書にご登場いただきましょう。

そもそもUI/UXとは?という方はこちら
UIとは、UXとは、何か。違いはあるけど、そんなに無いよ。

UXデザインの”はじめ方”がわかる教科書はコレだ

Web制作者のためのUXデザインをはじめる本 ユーザビリティ評価からカスタマージャーニーマップまで

デザイナー以外にも読んで欲しいデザインの教科書として、「ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]」が有名ですが、「UXデザインをはじめる本」webサイト制作に関わる全ての人に読んで欲しい、それどころかサービス開発に携わる全ての人に読んでもらいたい、そう思うほどの書籍でした。

そこで、なぜこの本をおすすめしたいか3つの理由でまとめてみました。

「UXデザインをはじめる本」をおすすめする3つの理由

実際に読んでみた結果、この内容のココがすごい!と思った点を順番にご紹介していきます。

1.この書籍自体がUXデザインに基づいて書かれている

なんと、この書籍自体が「どんな人に、どういった体験をしてもらうか」を考えた上で書かれています。
つまり、この書籍自体がUXデザインに基づいて書かれているのです。

だからこそ非常に読みやすく、読んでいて楽しい構成になっています。

さらには「この書籍のターゲットペルソナ」が記載されているので、
「このページレイアウトはどんなUXを想定しているんだろう」
「あの構成はあえてだったのか……!」
……など、想像を膨らませながら楽しく読むことができます。

私も何度か読んでいますが「様々な視点から何度でも楽しめる!」、とそのすごさを実感しています。

2. UXデザインについてだけでなく、”はじめ方”が書いてある

今までのUXデザインの書籍は
「こういう考え方があるよ!」
「こういう視点が必要だ。」
……とフレームワークの説明中心のものが多かったんですよね。

まず最初に何をすべきか書いてある書籍は、ほとんどありませんでした。

この本では、

  • 職場でどのようにUXデザインをはじめるべきかを、ターゲットに基づいて記載
  • 実際にIMJさんの社内でどのように行われている、といった具体例も豊富に紹介

……などなど、
”はじめる本”という書籍名が、ふさわしい内容・構成になっています。

  • 1章 UXデザインとは?
  • 2章 ユーザビリティ評価からはじめる
  • 3章 プロトタイピングで設計を練りあげる
  • 4章 ペルソナから画面までをシナリオで繋ぐ
  • 5章 ユーザー調査を行う
  • 6章 カスタマージャーニーマップで顧客体験を可視化する
  • 7章 共感ペルソナによるユーザーモデリング
  • 8章 UXデザインを組織に導入する

さらに贅沢なことに、本書のペルソナにのっとり「読者がどのようにUXデザインをはじめていけばよいか」を導入レベル3段階に分けて説明してくれています。

  • こっそり練習レベル
  • 一部業務でトライアルレベル
  • クライアント巻き込みレベル

なんてこった……!もはやUXデザインの権化といっても良いのではないでしょうか(?)

3. みんな大好き、テンプレート付録つき

はい、みんな大好きな付録がついています。
わーいわーい。

しかも年末特大号ばりについてきます。

本書で紹介されている、”様々なUXデザインにまつわる手法を導入しやすくする資料テンプレート”が.pptx/.pdf の形式で手に入ります。

これで何からはじめて良いかわからない方でも、すぐにはじめることができます。
付録テンプレートの中身はこんな感じです。

価値・行動・操作のシナリオ(4章より)

UXにはサービスのwebサイトに訪れる前後も含まれます。
サービスの本質価値の考え方を起点に示しているのは本書ならではです。

カスタマージャーニーマップ(6章より)

これは非常に素晴らしいフォーマットです。
自力でジャーニーを作成したことがない人にとって救いの手かもしれません。

共感ペルソナ(7章より)

組織の中で目線をそろえるために超絶重要ですね。
共感できるユーザーペルソナを作成して、サービスや施策を決めるときに、ユーザーのどんな課題・思想を想定するか、目線をそろえるのに役立ちそうです。

ステークホルダーマップ・導入シナリオ(8章より)

自分の組織にUXデザインを導入するシナリオについてのテンプレートまで用意してくれています。
なんて至れり尽くせりな……

まとめ:UXデザインを導入すべき主観的なたった1つの理由

いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでいただいた方は喉から手がでるほどに、この書籍が欲しくなっているのではないでしょうか。

折角なので、なぜUXデザインを導入すべきかという理由を一言でまとめてみます。

ユーザーに対する思想が統一されることで、業務や施策すべての効率・精度が最大化する

実はユーザーのために作ることは、業務最適化・収益の最適化につながる最短ルートかもしれない、と僕は思っています。
(実際、世の中的にそんな風潮ですし。)

まだUXデザインを信じきれず、一歩踏み出せない人も「UXデザインをはじめる本」を読めば、「UXデザインをはじめよう!」と思うかもしれません。

いや、きっとこの本を読めばUXデザインをはじめたくなるでしょう。
だって、この本は読者にそう思ってもらうようUXデザインされているのですから。

Web制作者のためのUXデザインをはじめる本 ユーザビリティ評価からカスタマージャーニーマップまで