Twitterのユーザー離れは、たぶん、きっと、そういうこと。

Twitterロゴ画像

 

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2016年もまだまだ若年層へのリーチ手段として有用なTwitter(ツイッター)。

 

 

2015年12月時点で、日本国内のMAU(1カ月間にログインした月間アクティブユーザー数)は3500万人、世界全体では3億2000万人と公表していました。

 

 

国内で3500万人って、ものすごい。

 

 

ざっくり3人に1人くらいはTwitterを使っているということです。そんなTwitterですが最近はあまりいいニュースを聞きません…

 

最近のTwitterは…

 

大成功したと言えるTwitterですが、ここ最近のニュースを聞く限り、かなり厳しい経営状態が続いているようです。

 

 

売却の話もあったり、Vine閉鎖が発表されたり、このまま縮小していくのでしょうか。

また、Twitterのユーザー離れが深刻だという話も耳にしますね。

 

 

悪いサービスではないと思いますが、なぜ世界中でユーザー離れが起きているのか。

 

 

決算書類など、お金の話は一旦無視して、”Twitterってどんなサービスだっけ?”から考えてみようと思います。

 

 

Twitterって、どんなサービスだっけ?

 

みなさん、「Twitterってなに?」って聞かれたときになんて答えますか?

 

 

僕:「なんかこう、”〇〇なう”とか、つぶやくサービスかな(?)」

 

 

自問自答してみたところ、「”今何しているのか”を”つぶやく”サービス」というのが僕の認識であることが判明しました。

これはそんなに世の中の認識とずれてないんじゃないでしょうか。

 

 

”つぶやく”というのが少しふわっとしているのでもう少し噛み砕きましょう。

“つぶやく”は広義で”ひとりごとを言うこと”だそうです。

 

 

ネットサービスであることを加味して「ひとりごとを発信する」と言い換えてみましょう。

 

 

Twitterは「今何しているのか、について、ひとりごとを発信するサービス」

 

 

うん、なんかそんな感じのサービスだと思います、少なくとも、僕は。

 

 

流行った理由の一つは、「ひとりごとだし、気にせずサクッと情報発信しよー」って感覚が、若年層とマッチしたからですかね。

 

 

人は自分についての情報を発信したい、と思うものです。

 

 

Twitter自身は、どんなサービスとうたっている?

 

Twitterのユーザー認識はなんとなくわかりましたが、公式が掲げるキャッチフレーズなどを思い出せなかったので、とりあえず調べてみました。

 

 

公式サイトをざっと見てみましが、これか!というものが見当たらなかったので、ディスクリプション(サイトの概要文)から引用することにします。

 

 

”ニュース速報、エンタメ情報、スポーツ、政治まで、リアルタイムでフォローできます。”

 

 

あれ、これただのニュースフィードじゃないですか。ものすごくマネタイズの影が見え隠れしていると感じました。

 

 

…いや、たしかこんな感じではなかったはず。

 

 

もう少し探してみるとリリース当時(2006年)の公式サイト画像で、それらしきものを発見。

 

 

A global community of  friends and strangers answering one simple question: What are you doing?

 

 

意訳すると

「今何してる?を伝える、友人も知らない人もいるコミュニティです」

という感じでしょうか。

 

 

そうです、これですよ。

 

 

これがコンセプトと言ってもいいでしょう。

 

 

このコンセプトに人々は惹かれて爆発的に広まっていったのだと思います。

ああ、そうか。僕は納得したのでまとめてしまいます。

 

 

Twitterのユーザー離れの理由は…

 

人々を惹きつけたコンセプトに逆行しつつあるから

きっと、こういうことなのではないでしょうか。

 

 

逆行しているとユーザーが感じる流れ

 

1, ユーザーは気軽な情報発信に惹かれた

かつてのコンセプトは、

「情報の発信と受信が行われるコミュニティなので、

誰しもがつぶやくことに意味がありますよ。

活発に、気軽にコミュニケーションしていきましょう!」

と言っていたのではないでしょうか。

ユーザーもそこに惹かれて利用し始めたのだと思います。

 

 

2, 芸能人や企業も使い始める

どんどんユーザー数が増えるに連れ、

芸能人や企業がアカウントを作成します。

興味があるユーザーは気軽にフォローし、

情報を受取るようになりますよね。

このあたりまでは色々まとめて見れて便利だなー

という感覚だったと思います。

 

 

3, 情報受信が一定量を超える

ところがソーシャルメディアマーケティングという言葉が生まれるほどに

SNSはマーケティングの市場として成長しました。

こぞって企業がブランディングやPRに使えば使うほど、

ユーザーは一定量を超えた情報受信を、

便利というよりも煩雑だなと感じ始めたのではないでしょうか。

 

 

4, 情報を流し読みするようになり、それゆえに自分の投稿も流し読みされていると感じる

当然一定量を超えた情報は流し読みするようになり、

それゆえに自分の投稿も流し読みされているのでは、と感じ始めるでしょう。

それは意識下か無意識下かに関わらず抱くはずです。

 

 

5, 投稿をやめる、そして使うのをやめる

もう投稿する理由はない。

誰も見ないし誰も気にしない。

かつて魅了されたサービスの性質はそこにないのだから。

 

 

長くなりましたが、たぶん、きっと、そういうことなのでしょう。

マネタイズを考えると非常に悩ましいですがコンセプトを阻害しないというのは大事なことかもしれません。

 

 

成功したということは、ユーザーがそのコンセプトに惹きつけられていたはずなのですから。

 

 

いつの時代も人々の愛したサービスが少しずつ歪んでいくのは悲しいことですね。

今回の教訓をかっこよさげな一言でまとめられそうなので、まとめてみました。

 

 

魅了するのではなく魅了し続ける。たぶん、きっと、それがコンセプト。

 

 

ユーザー離れが起きないサービスを作るためには、こういった心構えが必要そうですね。

 

 

はい、ご拝読ありがとうございました。