MFIはデスクトップ版の検索体験を低下させるのか【モバイルファーストインデックス】

PCとスマホ

先週の11月5日(土)に発表されたモバイルファーストインデックスについて、様々な憶測が飛び交っていますね。個人的にGoogleは公表の際に絶対に齟齬が生まれないよう、細心の注意を払っていると考えています。

ですが、モバイルファーストインデックスによって、デスクトップ版の検索体験を低下させることにはならないのでしょうか。Googleの公式発表を元に解釈してようと思います。

まだGoogleの公式発表をご覧になっていない方はこちらからどうぞ。

モバイル ファースト インデックスに向けて|Google ウェブマスター向け公式ブログ

Googleの基本方針

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)にはサイトコンテンツの基本方針としてこのように記載されています。

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

ようするに、”ユーザーのためになるコンテンツを、真っ当に作りましょう”ということですね。Googleはこういった、”ユーザーファーストであるサイトを作ろう”という呼びかけを、ウェブマスターに対して続けてきました。

彼らが目指すことは”ユーザーの検索体験の向上”なのですから、当然のことです。

モバイルファーストインデックス実施の背景

モバイルファーストインデックス(MFI)も当然ユーザーのためです。公式ブログでは実施の背景をこのように述べています。

最近では、Google 検索を使用しているほとんどのユーザーは、モバイル端末から検索を行うようになりました。しかし依然として、Google のランキング システムは、主にデスクトップ版のコンテンツを用いてユーザーとの関連性を評価しています。この方法では、モバイル版のページのコンテンツがデスクトップ版のページのそれよりも少ないケースにおいて、問題が発生します。

ようするに、”モバイル版にコンテンツが少ない場合でも、デスクトップ版の評価を参考に検索結果を表示しているので、モバイルにおけるユーザーの検索体験は微妙な場合がある”とのこと。

これも当然のことです。

モバイルファーストインデックスで何が起きるのか

将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。

これまた当然のことです。やはりGoogleは検索デバイスの変動にあわせて、アルゴリズムを変更するみたいです。

やるといったらやるのでしょう。

Googleは僕達にはできないことを平然とやってのけます。そこに痺れたり憧れたりする人もいるでしょう、僕もその1人です。

 

ですが、モバイルファーストインデックスの結果、デスクトップ版の検索体験が低下することは生じないのでしょうか。

例えば検索volのうち、80%がデスクトップ版からによるキーワードがあるとします。現在検索結果1〜4位のページがモバイル対応せず、5位のページがモバイル対応した場合、5位のページ順位は上昇するのでしょうか。1位〜4位のページのほうが良い多くのユーザーに対して求められるコンテンツかもしれません。

慎重に取り組むというのは、相当慎重に取り組むのだろうということ

この変更は Google のインデックス登録に関する重要な変更であり、慎重に取り組むべき課題であると私たちは考えています。そのため、今後数カ月にわたって小規模の実験を入念に行い、素晴らしいユーザー体験を提供していると自信をもって判断した時点でより広範囲にわたって変更を反映していきます。

モバイルファーストインデックスの結果、デスクトップ版の検索体験を低下させてしまっては元も子もありません。上で述べた基本方針から察するに、Googleはそんなことをしないでしょう。だからこそ公表することで事前準備を促しています。

 

デスクトップ版のサイトしか存在しない場合、Google は引き続きデスクトップ版のサイトをインデックスします。モバイルユーザーエージェントを使用してアクセスする際も問題ありません。
デスクトップ ユーザーにとって使いやすいサイトは、壊れたり不完全なモバイルサイトよりも、モバイルユーザーにとって好ましい場合があります。モバイルサイトを作成する際は、サイトが完成し準備が整ってから公開することをおすすめします。

またデスクトップ版のサイトしかない場合はデスクトップ版をインデックスすると述べています。一安心ですね。

結局、何をすべきか

すでにモバイルサイト対応している場合:公式ブログ通り、Googleが公表していることに対応しておく。

まだモバイル対応していない場合:モバイルからの集客を行うかどうかを軸に、モバイル対応をするか否かの判断をする。

 

中途半端にモバイル対応してしまうと、インデックスされてしまい評価が下がる、ということです。コストやリソースと相談しつつ、モバイル対応を進めるか否かを判断することが、まだモバイル対応していないサイトのオーナーが考えなければいけないことなのでしょう。

あくまでも個人の見解ですので、参考程度にしていただければと思います。

 

 

まとめ:(あらためて)Googleは検索体験を低下させることを嫌う

備忘録を読んでいただきましてありがとうございました。